【2023.0710 更新】
梅雨空の中、住民が自ら地域を支える活動を行う団体「一般社団法人かわかみらいふ」へ会員生協(ならコープ、コープ自然派奈良、生活クラブ生協、奈良県医療福祉生協)が見学研修に行ってきました。
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移動販売車 | コミュニティナース 梅本さん |
川上村は、「2045 年までの人口減少率、全国ワースト1」と言われた村。
「川上村まち・ひと・しごと総合戦略」を村民や関係者で策定する中で考え出されたのが「小さな拠点づくり協議会」。その協議会を母体に運営主体として「一般社団法人かわかみらいふ」が設立されました。
「川上村ふれあいセンター」に「小さな拠点」を開設し、移動スーパー事業、宅配事業、コミュニティ・カフェ事業の運営開始、県内初の公設民営ガソリンスタンド「かわかみSS」の営業開始、移動スーパーに保健師が同行し、健康づくり支援を拡充。
ならコープ宅配事業を村内全域に拡大され、全国初の公共施設(ふれあいセンター)で灯油の販売開始。さらに移動スーパーに看護師・歯科衛生士も同行し、「健口づくり」も開始するなど、活動は全国からも注目され、視察も多いとのことです。
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かわかみらいふの説明を聞く 参加者 | グループワーク
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かわかみらいふの施設内を見学研修の後、組合員理事と監事がグループに分かれそれぞれの課題と感じたこと、協同組合としてできることを議論しました。