6月27日（日）にならコープふれあいセンター六条で奈良女子大生協、奈良教育大生協3回生の実行委員４名が企画・主催する「Piece　Now！奈良お試し会」が開催され、オンライン（Zoom）で1・2回生の学生委員4名が参加しました。
コロナ禍で「Piece　Now！奈良」を直接体験できていないため、来年開催できるようにとの思いで今まで取り組んできた内容（フィールドワーク、戦争体験談、ぴーなら図書館、アウトプット）の一連の流れを参加者に紹介し、次の世代に継承されることを目的に開催されました。
アイスブレイクの後、実行委員から「ぴーならってどういうことをするの？」、「伝えたいことって何だろう」、「戦争を他人ごとだと思わないでほしい」「私にとって平和とは」など平和について各自の思いを交流しました。
「私たちが戦争について直接学べる最後の世代であり、この体験を一緒に作っていけることを願っています」との実行委員のコメントが印象に残りました。来年、参加する学生委員の皆さんが引き継いでこの平和の取り組みを継承し、奈良県生協連も引き続き支援できたらと思います。
＜主な内容＞
・戦争体験　　　　
奈良で空襲にあわれた鈴木知英子さんの体験談
・フィールドワークのダイジェスト映像
奈良教育大周辺の奈良聯隊（れんたい）記念碑、興福寺「花之松の碑」、奈良県立大側のお地蔵様付近の空襲被害を物語る戦争遺跡について実行委員が説明し、平和への思いを伝えました。
・ぴーなら図書館
意外と身近に平和への取り組みは溢れており、ふっと思った時にあなたの好きな分野で平和への取り組みを探してみてください。まずは「知ること」から漠然としていて大きすぎる平和の大きな第一歩踏み出してみよう。