【2015.09.23 更新】
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杉本貴志先生 |
9月18日大和郡山市市民交流館において「生協組合員理事交流会」を開催し、41名の参加者が生協や協同組合について学び考え交流しました。この交流会は奈良県生協連の組合員理事同士の交流の場とするのが狙いで5回目の開催、会員生協で構成する実行委員会で意見を出し合い毎回の企画を考えてきました。今回は「生協」「協同組合」について考えることとし、講師に関西大学商学部教授でくらしと協同研究所理事の杉本貴志先生をお招きしました。
杉本先生は、「協同組合とは何か~コミュニティにおける生協の役割を考える」と題した講義の中で協同組合が非営利の事業体であることが一般にあまり知られていない事実を指摘され、そのルーツをふりかえりながら協同組合原則に込められた生協の本質的な理念と社会から求められる役割について語られました。今回は4つの生協(コープ自然派奈良、生活クラブ生協、ならコープ、奈良県医療福祉生協)の理事のほか、職員も参加し、熱心に先生の話を聴きました。
後半はグループに別れてワークショップを行い、講義の感想や「自分のくらしにとっての生協の存在」、「地域社会の中での生協の存在」について話し合いました。「コミュニティの核に」「生協は学ぶ場、教育はたいせつ」「入りやすい、親しみやすい生協に」などのキーワードも出るなど、グループごとに深められました。 参加者からは、「改めて生協とは、生協の役割は何なのかを考えなおしました」「知っていると思っていた『生協』ですが、まだまだ新しい発見がありました」「地域で先頭に立てる活動をしていきたいと再認識しました」「元気になった」との感想がだされました。
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