【2015.07.17 更新】
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大金義昭氏の講演 |
「第23回奈良県協同組合デーのつどい」が、7月13日(月)、ホテル日航奈良で開催されました。このつどいは毎年「国際協同組合デー」(7月第1土曜日)にちなみ、奈良県における協同組合運動と協同組合間協同の一層の前進を願い県内のJAグループ,森林組合、生協の3つの協同組合が参加する「奈良県協同組合連絡協議会」が主催し開催しています。会場には協同組合関係者約100名が集い協同組合運動の意義を確かめ合いました。
協議会委員長で奈良県農業協同組合中央会会長の中出篤伸氏の開会挨拶のあと、来賓を代表して奈良県農林部林業振興課の熊澤弘治郎課長からご挨拶をいただきました。
そのあと「協同組合は地域社会をつくる『守護神』である―人づくり・組織作り・地域づくりー」と題し、文芸アナリスト大金義昭氏の講演がありました。大金氏は「協同組合独自の強みは協同活動ができることとソフト・サービス機能を持っていること。社会の変化を踏まえた対応と声に根差した魅力ある事業をすすめることで地域から選ばれる事業体となることが大切」と、協同組合に求められる組織運営や人づくりについて話されました。
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南京玉すだれを披露する JAならけんのみなさん
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講演の後の懇親会では、奈良県農産物を使った試食もあり、各組織での取り組みの情報交換などが行われました。またJAならけん天理・山辺地区女性部の皆さんによる「南京玉すだれ」が披露され、見事な芸に参加者から大きな拍手が送られました。