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2015年NPT再検討会議に向けたスタート学習会・ピースアクションinなら を開催しました 
10月11日(土)奈良市北部公民館 市民ホール

【2014.10.14 更新】

テーマ: 子どもたちに残したい核兵器のない世界をめざして
~わたしたちにできること~

安斎育郎氏

 「ピースアクションをすすめる会」(奈良県生協連と会員生協、ならコープ平和の会、ならコープwithユニセフの会で構成)は10月11日、奈良市北部公民館で 「ピースアクションinなら」を開催しました。「核兵器のない世界をめざして」をテーマに、今回は来年4月に開催されるNPT(核不拡散条約)再検討会議に向けたスタート学習会として企画し、89人の参加がありました。オープニングは、ならコープサークル「もっちいず」の皆さんによる被爆体験記などの朗読があり、静かな雰囲気の中で参加者の心にひびきました。
学習講師には原子力の専門家であり平和や憲法問題などの講演で活躍されている安斎育郎氏(安斎科学・平和事務所所長)をお招きし、ご講演をしていただきました。はじめに安斎先生はスプーン曲げなどの手品を披露、いかに人間が目の前の事象に騙されやすいかを指摘されました。そして「平和」とは「戦争のない状態」ではなく「直接的暴力・構造的暴力・文化的暴力」といった3つの暴力のない状態にすることであり、なかでも最大の直接的暴力である核兵器はなくしていかねばならないと強調されました。そのための署名運動は決して無駄ではなく、無視できないほど多数の声を集めることが大きな力となると話されました。
その後すすめる会メンバーの堀江陽子さんから、これまでのNPT再検討会議についての取り組み報告がありました。2015年再検討会議へ生協代表団が派遣されますが、奈良県生協連の代表として奈良教育大学3回生の村上泰三さん、ならコープ代表としてならコープ南エリア会委員の小比賀博美さんの二人が派遣されることなり紹介されました。村上さん、小比賀さんは平和への思いや代表としての決意などをそれぞれ語り、会場から大きな応援の拍手が送られました。
参加者からは「講演がとてもわかりやすく興味深く聴けた」「私たちにできることを頑張りたい」などの感想が寄せられ、代表派遣の二人には「若い感覚で世界の人とふれあってほしい」「報告を楽しみにしている」「応援しています」などのメッセージもいただきました。

もっちいずの皆さん堀江陽子さん

小比賀博美さんと村上泰三さん

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