【2014.09.08 更新】
9月6日(土)奈良商工会議所
奈良弁護士会の宮尾耕二弁護士による憲法学習会「今こそ憲法について学ぼう!~憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認ってどういう意味?」が9月6日(土)午後、ならコープ主催、ならコープ平和の会、奈良県生協連共催で開催されました。会場の奈良商工会議所には71人の参加者が集まり、熱心に講義に耳を傾けました。
はじめに平和の会の皆さんによる憲法○×クイズがあり、「憲法に書かれているルールを守らないといけないのは国民?」(正解は×)など3つの質問があり、参加者のほぼ全員が正解しました。
宮尾先生は、国際法のなかでの集団的自衛権の意味や湾岸戦争以来の戦争などについて解説し、集団的自衛権行使容認の閣議決定について分析されました。そして「憲法は強大な国家権力を縛るためにあるもの」「84%の人が閣議決定は何かおかしいと思っている。国民がその声を上げていくことが大事」と話されました。何よりも憲法の存在意義を明確に再確認でき、また難解な用語なども含め時事問題が学べた大変わかりやすい学習会となりました。