【2014.09.04 更新】
2014年9月2日(火)生協組合員理事交流会として、再生可能エネルギー利用地域の現場を知り、生協として取り組めることを探る目的で、奈良県吉野地域の再生可能エネルギー施設見学会を実施し、ならコープ、コープ自然派奈良、生活クラブ生協、奈良県医療福祉生協の組合員理事と奈良県生協連事務局スタッフ・奈良県森林組合連合会(講師)計34名が参加しました。
メガソーラー発電所(近鉄福神花吉野ガーデンヒルズ)、木質バイオマス発電所建設予定地と木材チップ工場(大淀町馬佐 木材団地)と奈良県森林組合連合会の貯木場、吉野小水力利用推進協議会によるピコ水力発電による町おこしの取り組みを見学しました。
近鉄花吉野のメガソーラー発電所では、EV車急速充電器やEV車からの点灯実験を近鉄の方に説明していただきました。事業を共同で実施した大淀町企画政策課から市の施策を説明されました、スマートハウスの住宅見学もありました。
大淀町馬佐の木材団地では、来年末に完成予定の木質バイオマス発電所建設予定地を車窓から見た後、(株)I・T・Oの木材チップ工場で、製紙工場などにいく木材チップが製造されている様子を見学しました。また木質バイオマス発電所に供給する木材を貯める奈良県森林組合連合会の施設も見学しました。
吉野町三茶屋(エコえ~ね館)で地元の食材を使った手作りの昼食を頂き、吉野小水力利用推進協議会の皆さんに手作り木製水車とソバ畑を見せていただき、水車を作るきっかけと水車を使った町おこしの取り組みの説明を受けました。
新エネルギーをカタチとして現物を見ることができてよかった、いろいろな人やモノや行政や企業、そこに生協がしっかりかかわりながら将来を見据えてともに力を出し合っていけたらと改めて思ったとの感想が寄せられました。