【2014.05.22 更新】
2014年5月10日(土) 奈良県社会福祉総合センター
なら消費者ねっとの第1回定期総会・記念シンポジウムが 5月10日奈良県社会福祉総合センターで開催され、会員と一般消費者及び関係者79名の参加がありました。(主催:なら消費者ねっと、共催:奈良県)
第1部総会では代表の北條正崇弁護士が発足から1年余りの活動の概況について報告、会員と関係機関の協力に感謝の意を述べられました。すべての議案が全会一致で承認されました。
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笑福亭松枝さん |
第2部シンポジウムは、笑福亭松枝さんの落語では、「笑いの中にヒントあり!たのしく学ぶ消費者問題」と題して、古典落語のネタとトークを織り交ぜながら、面白おかしく消費者問題についてお話しされました。笑いのうちにいつの間にか消費者問題がわかるようになると参加者から好評でした。
寸劇には県内で啓発活動をすすめる市民グループのグループあんあんと北條正崇弁護士が出演し、健康食品の送り付け商法や投資詐欺などについて、コントと解説で啓発を行いました。パワーポイントも駆使した熱演に会場が盛り上がりました。
トークサロンには、奈良県手をつなぐ育成会副理事長の阪口貴子氏、(一財)奈良県老人クラブ連合会理事の福嶋昭代氏、つるまい団地見守りネットワーク会会長の小山次子氏と副会長の福角久美子氏の4名が登壇。コーディネーターの前川副代表の進行で、各団体の取り組みや消費者被害について感じること、これから必要と思うことなどについて話し合いました。消費者被害の未然防止と拡大防止には、なら消費者ねっとと高齢者・障がい者支援団体との連携の必要性があることが共有されました。
奈良県消費・生活安全課課長の姫野隆昭氏は閉会の挨拶の中で、高齢者が悪質業者に付け込まれないためには地域での見守りがますます重要になってくること、消費者教育の推進には行政とともに、団体、個人との協同連携が必要であることなどを述べられました。
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トークサロン出演の皆様 |