【2014.02.11 更新】
(主催:NPO法人サークルおてんとさん 後援:奈良県、奈良市、奈良県生協連など)
2014年2月8日(土) 奈良県文化会館 にて、シンポジウム「電気の未来、エネルギーの未来」が開催され、行政、生協、NPO、地域未来エネルギー奈良、サークルおてんとさんなどから65名の方が参加されました。
基調講演は、山藤泰さん(YSエネルギー・リサーチ代表、地域未来エネルギー奈良顧問)による「電気の未来、エネルギーの未来」。コープさっぽろの子会社・株式会社エネコープ代表取締役社長の野坂卓見さんによる「戦略的次世代バイオマスエネルギーへの挑戦~北海道の食料と自給率の向上を目指して」が報告されました。後半は、講演や報告を受けて、コーディネーターの伊藤真吾さん(地域未来エネルギー理事)の進行で、会場からの質問に各講師が答えられました。電気の歴史から、これからの「電力市場の全面自由化」やエネルギー地産地消への行政の動きが示され、奈良での可能性(奈良県、奈良市、ならコープ、吉野町小水力など)が具体的に提案されました。コープさっぽろの組合債によるメガソーラーの設置と、店から出る生ごみのバイオマスガス化の取り組みは、困難な道のりではあるが、生協としての可能性を感じられるものでした。最後に「一般社団法人地域未来エネルギー奈良」の紹介があました。
同会場では、午前中、「地域未来エネルギー奈良」に太陽光発電設備の融資をするトランスバリュー信託による出資募集説明会が行われ、37名が参加されました。
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山藤泰さん | 野坂卓見さん |