【2013.12.05 更新】
主催:なら消費者ねっと
共催:奈良県
後援:奈良市、奈良市教育委員会 協力:奈良県教育委員会
なら消費者ねっとが11月30日、奈良弁護士会館でインターネットを考えるシンポジウムを開催しました。参加者は約50人で、一般消費者のほか、弁護士、司法書士、消費生活相談員などの専門家および自治体、教育機関からも参加があり、だれもが手軽に使えるようになったスマートフォンやインターネットの問題点について学び考えました。
基調講演はこの問題に詳しい弁護士の川村哲二先生で、個人情報の漏えいや誹謗中傷、ネット依存などインターネットに潜むさまざまな危険と問題点、対処法などについて話されました。そのあと、県内で啓発活動をしている市民グループ「グループあんあん」による寸劇と、消費生活相談員による具体的な被害事例や手口と対策などについてのスライドを使って詳しい解説がありました。最後になら消費者ねっとの「子ども・若者向け消費者教育推進チーム」が実施した「未成年者のインターネット利用に関するアンケート調査」の報告を行いました。全企画を通して参加者の感想は「子どもの実態も分かり、理解が深まった」「問題意識を持つことができた」「教育が大事だと思った」と好評で、意義あるシンポジウムとなりました。
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