【2013.02.19 更新】
(主催:サークルおてんとさん 奈良県地球温暖化防止活動推進センター 気候ネットワーク)
2013年2月12日(火)午後 奈良県経済倶楽部5階にて、
再生可能エネルギーに関わる県行政の4課や3市2町の環境政策担当課職員、県内NPO、各地域協議会メンバー、研究者・生協など47名が集まり、奈良で再生可能エネルギーを普及させるために話し合う会議が開かれ、奈良県生協連も参加しました。
会議は、年度内に3回開催されました。
第1回 2012年9月24日
自然エネルギーに関する最新動向。自然エネルギー普及のための課題や展望について検討。
第2回 2012年12月21日
奈良県エネルギービジョン骨子、農村資源を活用した再生可能エネルギー導入可能性、吉野町ピコ水力発電の取り組み計画や他府県の事例等の共有。
第3回 2013年2月12日
県内の再生可能エネルギー別導入ポテンシャル量と課題。バイオマスについては、大きな賦存量があることから他府県の事例も含め可能性を報告。県内で動き始めた具体例(吉野町ピコ水力発電、柳生マイクロ水力発電、透過型太陽光パネル)の報告後、3つ(太陽光・バイオマス・小水力)に分かれてグループトーク。情報共有・具体化に向けた課題などが各グループで出され全体で共有しました。
バイオマスの具体化の事例が少なく一番進みにくい状況でした。小水力では、住民参加でのモデル化や「奈良小水力協議会」へ発展などへの期待が出され、情報交換の場の必要性が出されました。太陽光では、公共施設の“屋根貸し”や市民ファンド、農業分野でのソーラーシェアリングのモデルづくり、商店街アーケードへのパネル設置による活性化、市民共同発電所作りなど期待が出されました。
さらに一歩進めるためには課題は多いですが 、進められるところは進めていってほしい、次年度は工夫を凝らして会議を進めていきたいと奈良県地球温暖化防止活動推進センター長の遊津さんからあいさつがあり、今年度は終了しました。
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会議の様子 | グループトークの様子 |
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吉野町殿川のピコ水車 |