【2012.12.12 更新】
~県への要望に関する回答と意見交換~
2012年11月15日(木)奈良県文化会館にて開催。
10月に提出した奈良県生活協同組合連合会からの要望書への回答があり、奈良県消費・生活安全課5名と奈良県生協連理事・監事との意見交換を行いました。
健康増進計画への県民の参画、医師確保・介護の問題、消費者のネットワークとの連携、食品中の放射性物質の検査体制や結果、災害廃棄物への対応、遺伝子組み換え農産物などについての消費者が判断できるような情報提供、農業の担い手育成、地産地消や有機農業の推進、県の再生可能エネルギーへの取組み、防災活動の連携など幅広い視点からの意見交換を行いました。これらの課題への対応は、県行政だけではできず、地域社会が連携する必要があり、ささえあいや生協の役割の重要性が改めて話し合われました。食の安全に関する横断的な関係部局との懇談は有意義で継続したいとの報告があり
ました。
県への要望書(平成23年度)のポイント
①医療・福祉の充実に関する施策についての要望
・医療福祉生協の健康づくり事業への支援と協力・地域医療の連携体制強化・介護事業との連携した暮らしやすさを実現する施策
②消費者問題に係わる県内ネットワークの立ち上げに関する要望
消費者ネットワークへの引き続きの意見交換・ネットワークとの連携事業・消費者教育推進地域協議会の運営
③食品安全行政の充実強化、環境等諸課題に関する施策についての要望
食品中の放射性物質の検査体制の強化・食品安全条例制定の検討、遺伝子組み換え作物などの消費者への情報提供、農業の担い手づくりと有機農業や地産地消の推進、再生可能エネルギー普及へのリーダーシップ発揮
④防災問題に向けた施策に関する要望 関係部局の連携強化