【2012.11.19 更新】
主催:奈良県生協連 後援:奈良県、奈良市、十津川村
協力:近畿労働金庫奈良地区統括本部、共栄火災海上保険株式会社関西支店奈良支社
11月10日、なら100年会館中ホールにて、2012国際協同組合年記念 奈良県生協大会 「河瀨直美さんと十津川村長が語るともにつくるうつくしき大和」を開催し、生協の組合員や市民など310名が参加しました。
来賓の奈良県消費・生活安全課課長 森藤勝彦様からご挨拶をいただきました。また、国際協同組合年の年でもあり、県内の各協同組合からもご臨席いただきました。
最初に、ショートフィルム「Nippon Archives『美しき日本 奈良県』」より河瀨直美さんが十津川村を撮り下ろした作品「神納川」「玉置神社」「瀞峡」「山天」と「祈り」の予告編が上映されました。
映画作家河瀨直美氏が「ともにつくるうつくしき大和」と題して、映画監督としての心構え、これからの映画について、自分のふるさとについて、映像について講演されました。
続いて、十津川村更谷慈禧村長が「紀伊半島大水害」からの復興について、災害当時の状況、現在の復興状況、これからの取り組みについて報告されました。
お二人のお話を受け、奈良県生協連辻専務のコーディネートによる河瀨直美氏、更谷慈禧村長による対談があり、最後に更谷氏、河瀨氏に加え、道普請活動を進めておられる木下英吉氏(明石市)、折戸大輔氏(奈良教育大)からの報告、十津川村の村民との交流を進めておられる堀脇純子氏(ならコープ)からの報告がありました。
参加された方からは、「十津川村を訪れてみたくなった」「協同、この精神が十津川の住民の根っこにもあったんですね」「人との“つながり”“つなぐこと”の大切さを感じました」などの感想が寄せられました。