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「福島からの現状報告・・・そしてチェルノブイリを視察して」

【2012.05.29 更新】

 ~福島県生協連 熊谷純一会長が講演~

日時 2012年5月27日(日)  場所 奈良市ならまちセンター
ならコープ主催、奈良県生協連共催で、今年の夏休みに福島の子どもたちを受け入れる
「2012年度福島の子ども保養プロジェクト」の学習会の位置づけで開催され、奈良県生協連、ならコープ役職員や組合員など58名が参加し、福島の今なお厳しい現状をお聞きしました。
熊谷会長は、原発事故の状況や放射性物質による汚染で地域が引き裂かれた現状などを
映像を使って詳しく説明されました。避難した人と残った人との感情的なズレ、世代間の感覚の違い、「生産者と消費者」「除染や補償を巡る住民同士」「原発立地自治体と他自治体の住民間」などに、深く複雑なしこりを残しており、福島の苦悩は決して収束していないと話されました。また、食の安全対策はまだまだ不十分であり、汚染マップの作成や移行率調査、出荷前検査、消費地での検査、消費者の持ち込み検査など体制の充実などを提言されました。チェルノブイリを視察し現地では26年前の原発事故がまだ終わる見通しがない中、福島の事故は、世界が経験をしたことがなく、あと100年はかかるのではないかとの感想を持たれ、地震国の日本での原発の危険性と原発廃炉などを訴えられました。


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