【2011.07.26 更新】
7月23日に、奈良県における医療福祉生協づくりの第一歩となる「奈良県医療福祉生活協同組合(仮称)」設立発起人会(発起人30名)が開催され、奈良の地に新しい生協づくりをすすめていくことを確認しました。
辻由子奈良県生協連専務理事から、「奈良県内9つの会員生協が力と心を合わせて、10番目の“健康と命を守る生協”を創り上げていきましょう」との開会挨拶のあと、日本医療福祉生協連の吉田満氏から「医療福祉生協の概要」について、社会保障の充実をめざして、平和と健康をつくる命の分野の生協であることが話されました。
奈良県生協連の設立支援担当の青木秀俊さんから「医療福祉生協設立の趣旨とこれまでの取り組みの経過報告」「設立までの活動計画」「診療所の候補地」が提案されました。発起人代表に選出された仲宗根迪子氏からは、「医師・医療の県内産直を図ることで、将来的には地域の病院や医師養成機関との連携強化をめざし、組合員・県民への貢献を果たしたい」という提案がありました。活発な意見交換後、今後の発起人会では、設立趣意書・定款・事業計画策定と設立に向けた具体的な取り組みの検討を進めていくことが確認されました。