夏休みの子供たちを対象に、8月9日ピースアクション実行委員会主催で、「親子平和のつどい」を大和郡山市「郡山城ホール」にて開催しました。当日は一般組合員の親子142名が参加。
1部は「被爆証言を聞く」をテーマに奈良市内在住　語り部秋山勝彦氏による被爆体験の話、2部は、食糧不足の戦時中の飼い犬淘汰命令と飼い主家族の物語を描いた子供向けアニメ「マヤの一生」を上映した。
秋山さんは、5歳の頃広島市内の自宅で被爆。当時の子供の目線で、見て感じた情景を来場した子供たちにも分かるように柔らかな語り口で伝え、差別を受けた経験の話も織り交ぜながら、風化させてはいけないの思いから、それを乗り越え語り部として現在があることを話された。また、今も多くの放射能障害に苦しんでいる方がいることを訴えられた。
開催主旨に沿って、多くの親子が参加いただけ、秋山氏の話やアニメ通じ核兵器に対する問題意識と感動に繋がり、集まった子供たちも真剣な表情で聴き入り、来場者それぞれの心の中に平和の思いを届けることが出来た。