奈良県金融広報委員会・奈良県・生協連の主催で、2月9日ならまちセンター市民ホール（奈良市）において標記の講座を開催しました。
近年、若者に被害が広がるマルチ商法や高齢者被害に対して、注意喚起と対策の啓発を目的に開催。当日は12年ぶりの大雪の影響で、一部キャンセルが出たものの、20代学生層も含め全体で約100名の参加がありました。
はじめに、同委員会事務局として、堀川幸男　県食品・生活安全課課長より主催者挨拶があり、その後、県食品生活相談センター相談員　谷口直子氏が相談現場の現状から、具体的な被害事例や巧妙化する手口について報告があり、クーリングオフ制度や相談センターへの相談等について紹介するとともに、個人情報の管理の徹底を呼びかけました。
後半は、コント集団「ザ・ニュースペーパー」による公演が行われ、毒舌まじえた時事ねたや悪質商法も織り込んだ軽妙なコントで参加者の笑いを誘い、外の降雪を忘れさせる場内の熱気と盛り上がりの中、楽しみながら学ぶ講座として、無事終了することができました。