【2007.10.16 更新】
KC'S適格団体認定記念セミナーが開催されました。
10月16日天満橋「エル大阪」にて同記念セミナーが開催され、約170名の関係者他が参加しました。奈良からも、行政のご担当や消費者グループ、ならコープ役職員及び組合員理事が多数参加しました。
セミナーの主な内容として、KC’S活動報告を黒木検討委員会委員長が行い、その後KC’S片山副理事長をコーディネーターに学識者、消費者団体代表、事業者代表による「消費者団体訴訟制度のこれからとKC’Sへの期待」をテーマにパネルディスカッションが開催されました。
主なパネリスト 高 巌氏(麗澤大学)、蔵本一也氏(消費者関連専門家会議)、小林智子氏(京都府生協連)、坂東俊矢氏(京都産業大学)、計4名。
ディスカッションでは学識者からは、企業との関係では、悪質事業者の排除と健全な事業者の過失の是正で協力するスタンスを前提に協働関係の構築(社外役員、コンプライアンス・CSR担当との関係作り)や消費者には結果をきちっと伝えてゆくことで信頼関係を積み上げること。
事業者代表からは、事業者団体との交流・対話や社内モニター制度・委員会等への積極的な参加。消費者団体代表からは、事例の積み上げと実績の広報、食の安全でも出来たリスコミ等、場の設定からのKC'Sに関わる風土作り等が話されました。
単に、消費者被害の未然防止や拡大防止だけに止まらず、KC'Sの活動が企業ガバナンスの変化を生み、健全な市場を築き、日本全体にプラスになるようなビジョンの広がりに、さらに大きな期待が寄せられています。