【2007.09.28 更新】
~どうする?どうなる?私たちの社会保障~
9月25日日生協主催(社会保障研究会)でチサンホテル新大阪にて標記のシンポジュウムが開催されました。
近畿圏を中心に組合員理事、実務担当者(LPA,子育て支援等)計91名が参加。ならコープからも組合員理事が参加。また、奈良県連 仲宗根専務理事(同研究会委員)がパネルディスカッションコーディネーターとして参加しました。
特別報告として慶応義塾大学准教授 土井丈朗氏(同研究会委員)が「私たちの社会保障の行方」について報告、日生協武田賢治氏(政策企画部)から「社会保障研究会」活動報告があり、その後、書面質問に応えると言う形式でパネルディスカッションが行われました。
質問意見での主な特徴は、見通し・財源、信頼性、若者の就労問題等について多く出され、これを受けて各パネラーの考え等をベースに意見交換が行われ、深められました。
土井氏からは同制度理解の4つの視点として、1)仕組みを理解する努力が必要であること2)年金・医療・介護が社会保障の柱であること3)財源として保険料+税金で構成されていること4)格差社会を背景にした給付と負担の関係を見ること 等が示されました。