2月2日高田地場産業振興センターにおいて標記のセミナーが奈良中小企業団体中央会主催で開催され、流通業者代表として県連仲宗根専務理事がパネラーとして要請を受け、出席しました。ゼロエミッションとは、社会全体で排出される廃棄物の総量を最小化し、循環型による廃棄物ゼロを目指すこと。前段、東京農業大学　牛久保明邦教授が「食品リサイクルと再資源化への道」をテーマに講演、現行食品リサイクル法の概要と問題点について触れ、食品廃棄物年間4億トン、内5000万トンが一般ごみ、その3分の1が家庭ゴミが占め、1人当り年間１．１Ｋｇ排出していることにどのように対応してゆくか、また、分別が進む中、行政における最終処理の仕方の問題などについて報告がありました。
仲宗根専務理事からは、会員生協ならコープの取組みとして、環境マネジメントについて報告。合わせて、消費者の立場から処理ルートの確立について課題提起を行いました。