【2025.02.30 更新】
2024年度の組合員理事交流会は、2月27日神戸三宮にある賀川記念館(神戸市中央区吾妻通5-2-20)をならコープ理事13、コープ自然派奈良12、生活クラブ生協1、奈良県医療福祉生協3、事務局4名の合計33名で訪問し交流しました。
メモリアルホールで賀川記念館館長の馬場一郎さんに「賀川豊彦の実践を通して~私たち生協の役割~」と題してご講演をいただき、感想を隣同士で話合いました。その後同じフロア―にあるミュージアムを見学しました。
2025年は国連が定めた「国際協同組合年」です。あらためて「生協設立」の原点に立ち返り、各生協で取り組めることを考えるきっかけになったとの感想を頂きました。
寄せられた感想から
・「○ふだんの○くらしの○しあわせ」から福祉というお話があり、縦割り制度の狭間を生協が埋められればというお話は大変参考になった。生協の組合員活動こそ地域福祉活動であると思った。
・生協が何のためにあるのか。「事業を通じて組合員の願いを実現する」と思ってきたが、「組合員の願いを実現するための運動の中に、奥に事業がある」これには驚いた。今までの考え方の逆の発想である。組合員の形骸化を打破し、生協が何のために事業をし、剰余を生み出すのかの原点を確認する必要があると教えられました。