【2024.12.20 更新】
12月13日奈良女子大学生協横の国際交流プラザで今年度2回目のフードパントリーを開催しました。今回も生活クラブ生協(奈良)さんの組合員さんから消費財(食品)の寄付(おふくわけ)から米5㎏25袋をいただき、さらに食品を購入し、100名分を準備しました。
当日は先着順としたため長い列ができ150名ほどの学生さんが並びました。12時15分から配布を始め、30分で154名(内手伝いの学生さん2名)が終了してしまいました。生活クラブ生協からの「おふくわけ」の白米5kg25袋は先着順ですぐになくなってしまいました。用意していた100名分のレトルトカレーを配布し、それにプラスして自由に持って行ってもらうものとして、ならコープ農産品(ジャガイモ、玉ねぎ、赤玉ねぎ、長芋,カブ、ミカン、バナナ)やならコープ農場から(規格外さつまいも)、もったいないNARAから生理用品、ならコープ組合員から集まめられた文房具や日用品、その他消毒液、フライパンなどを会場に陳列し、持ち帰っていただきましたが、あとの方に並んだ学生さんにはあまり商品が残りませんでした。生協食堂には、ならコープ農場からの白菜16玉を寄贈しました。
物価高と円安が長期間継続しており、学生さんの生活への影響も大きいと予想し、農産品も一緒にフードパントリーを実施しましたが、受け取った学生の内訳は、下宿生が59.1%、学生寮が18.2%、自宅が22.7%で、やはり下宿生の厳しい生活実態が垣間見えました。「お米が欲しかった」という声も複数ありました。
学生さんの声
・冬にさつまいもをもらって、よかったです。食費や家賃は自分のバイト代から出していて、少し苦しい思いをしていたのでたくさんの食材、日用品をいただいて心があたたかい気持ちになりました!初めの方に並んでいたのですが、どこの範囲からどれくらい頂いていいものかわからなかったので、もしできたらその表示があると取りすぎも防げて、より多くの学生にいきわたるのかなと思いました。
・物価高騰により食品を買うのにもためらうことが増えてきたので今回の支援はとてもありがたかったです。フライパンもいただき、料理の幅も広がりました。値上がりが続く中このような支援を継続的に行うのは難しいことだとはわかっていますが、また行っていただけると大変嬉しいです。