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ピースアクション㏌奈良2021を開催しました。

【2021.08.02 更新】

和田征子事務局次長 オンライン講演秋山勝彦氏 被爆体験講話

7/23(金)にならコープふれあいセンター六条でピースアクション㏌奈良2021『新たな国際ルール』核兵器禁止条約の発効と私たちにできること」をテーマに開催し、69人(会場参加36人、オンライン33人)が参加されました。
和田征子事務局次長(日本原水爆被害者団体協議会)の講演と奈良市在住の秋山勝彦氏の被爆体験講話、日本政府の核兵器禁止条約の批准を求める署名を呼びかけました。
 また、ならコープ平和ライブラリーから平和パネル「原爆と人間展」をお借りして展示しました。

和田さんは、1歳10カ月の時、長崎の爆心地から2.9㎞の自宅で被爆され、母親から聞かされた言葉を語り継がれています。被団協での活動、国際署名運動、核兵器禁止条約の説明と発効の意味について丁寧に講演していただきました。
秋山さんは、5歳8カ月の時、広島で被爆され、2005年に「ぼくの戦争」を発刊され学校で被爆体験を話されています。秋山さんの「戦争だけは体験して学んでは行けない」との言葉に原爆の恐ろしさと核兵器廃絶への思いが心に響きました。

最後に、ピースアクションを進める会から「日本政府の核兵器禁止条約署名の批准を求める署名」について説明と参加を呼びかけました。

奈良県生協連のHPでオンライン署名が可能です。また、署名用紙も印刷できますので署名にご参加ください。

参加者アンケートから
〇和田さんのお話の中で、体験していない事をどう伝えるかということで、まず知ることそして語りつなぐこととおっしゃいましたが私たちは若い人達に、子ども達に機会あるごとに語り伝えることだと思います。
〇日本被団協の和田さんのお話ありがとうございました。被爆者がまだ13万人おられる事、でも毎年その方が亡くなられている事、実相の話を聞く事、伝えていく事そして署名していく事を一人でも多くの人に知ってほしいですし、伝えていく事が大事ですね!本日はありがとうございました。
〇核兵器禁止条約について、改めて学ぶことができました。被爆国なのに日本政府がなにもしないことはおかしいと思います。和田さんの「平和のこと夏だけの年中行事にしない」「私たちは一年中毎日ヒバクシャ」ということばを忘れず、いつでも関心を持ちたいです。秋山さんのおはなしはとても聞きやすかったです。ご本を読ませてもらいます。ありがとうございました。
〇本日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。被爆国である我が国が一番率先してやるべきことがあるにも関わらず矛盾した態度がどれだけの国民を苦しめてきているのか、本当に辛く、やる瀬無くなりました。和田さんが「人はゴミのように焼かれるために生まれてきたのではない」、秋山さんの「戦争だけは体験して学んでは行けない」の言葉が心に突き刺さりました。こんな理不尽な「戦争」というものを、どんなことがあろうと絶対に繰り返さないことを心に誓います。そして自分ができることを改めてしっかりと考えていきたいです。被爆者の方々が年中毎日被爆者であることを深く心に刻みたいと思います。
〇人類を破滅に追い込む、極めて恐ろしく悲しい核兵器は本当に無くさなければならない。核抑止力という言い訳は、どこからこのような発想になるのか。草の根運動の大切さ、お二人の被爆体験のお話を通じて再確認しました。ありがとうございました。
〇「今日の聞き手はあすの語り手」という言葉、とても印象に残りました。私は次年度から小学校教員になります。和田様、秋山様のお話を胸に刻みながら、次の世代の子達が考え、語りついでいくことができるよう、私自身伝えていきたいと思いました。本日はありがとうございました。
〇私は現在19歳という年齢で平和に関する授業が学校で開催されることがあったのですが、戦争や被爆の話を聞くことも少なくなってしまっていて、私自身の理解が少なく、今回の話は驚くようなこともありました。これらを踏まえて自分も若い人向けに伝えられるようなことがあればいいなと思っています。

署名の呼びかけ平和パネル「原爆と人間展」

奈良県生活協同組合連合会

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