2014年3月25日奈良県文化会館にて低炭素の地域づくり戦略会議・奈良2013（第3回）（主催：サークルおてんとさん、奈良県地球温暖化防止活動推進センター、気候ネットワーク）が開催され、奈良県生協連を含むＮＰＯや推進員など41名が出席しました。行政からは7名が参加されました。（奈良県エネルギー政策課、県南部東部振興課、県奈良の木ブランド課、奈良市エネルギー政策課、橿原市環境保全課、生駒市環境政策課、斑鳩町環境対策課）

気候ネットワーク田浦健朗さんの進行で進められました。サークルおてんとさんの宮田佳代子さんの挨拶で始まり、趣旨説明・前回までの経過説明が田浦さんからありました。
　その後、再生可能エネルギーに関する最新動向については気候ネットワークの豊田陽介さんから解説があり、奈良県エネルギービジョンの推進については奈良県エネルギー政策課課長補佐の倉田貴史さんから、奈良市阪原町及び十津川村での小水力発電へのチャレンジについては関西広域小水力利用推進協議会の吉田誠宏さんから、「どうで」の取り組みについてはＮＰＯ法人どうでの杉本匡敏さんから実践報告がありました。その後、市民協働型太陽光発電事業についての提案が豊田さんからありました。
また、「一般社団法人地域未来エネルギー奈良の概要」について一般社団法人地域未来エネルギー奈良の専務理事の北浦由香さんから、「生駒市民共同発電所1号機　地域よりエネルギー改革を」について一般社団法人市民エネルギー生駒理事の山名博美さんから、報告がありました。
質疑応答後、新年度に向けて意見交換が行われました。奈良県地球温暖化防止活動推進センター長の遊津隆義さんから、「今回も県内外の動向や小水力調査、市民ファンドの報告を聞くことができ有意義だった。この会議を継続してほしいとの声もあり、新年度以降も何らかの形で続けて行きたい」とのまとめがありました。