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協同シンポジウム を開催

2020年への挑戦 ~奈良から。協同セクターの連携が未来を紡ぐ~

【2013.05.20 更新】

近畿労働金庫 北井悟司奈良地区統括本部長奈良県生活協同組合連合会 瀧川潔会長
5月18日(土)、近畿労働金庫奈良地区統括本部・奈良県生活協同組合連合会の共催で「協同シンポジウム」を開催しました。会場の奈良ロイヤルホテルには250人を超える協同組合の組合員や関係者が参加、講演とパネルディスカッションに熱心に耳を傾けました。一日を通して、奈良の地における協同の未来と可能性について考えるひとときとなりました。

賀川督明氏
基調講演の講師は賀川記念館「神戸」館長の賀川督明氏。賀川氏は国連の「国際年」の意味を説明しながら、「命のための水さえ確保できないアフリカの人々など、世界の現実に思いをはせ構造的矛盾と向き合うことが日本の協同組合にも求められる」と問題提起されました。そして「国連の示すESD(持続可能な開発のための教育)は 協同組合運動そのものであり、そうした運動は地味で評価されにくいけれども総合性、バランスを持ったくらしの創造で真の豊かさを追求しよう」と呼びかけられました。200年使える住宅づくりやエネルギーの自立等、新たな連携のテーマの提案もあり、協同組合の役割について深く考えさせられる講演会でした。

続くパネルトークでは、ならコープ副理事長の中野素子さんがたすけあいささえあいわかちあう生協のとりくみについて、奈良県医療福祉生協理事長の仲宗根迪子さんが 設立に至るまでの経過と今後の課題について、奈良NPOセンター理事の反田博俊さんがNPO活動とその支援の課題について、近畿ろうきん地域共生推進部長の法橋 聡さんが協同組合金融と協同セクターの可能性について、それぞれ報告されました。
このあとコメンテーターの賀川氏と意見交換があり、このシンポジウムを協同セクターの連携のキックオフとすることを確認して、盛会裡のうちに終了しました。

奈良県生活協同組合連合会

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