【2022.0702 更新】
6月25日に奈良県生活協同組合連合会第33期通常総会を開催しました。2021年度事業報告、2022年度事業計画・予算案、奈良県生協連2030年ビジョンなどが承認され、新たな一年のスタートを切りました。
奈良県生協連2030年ビジョン(以下、2030年ビジョン)は、奈良県において将来にわたり組合員のくらしを守り社会貢献を果たすため、「奈良県生協連将来ビジョン(2009年度/第20期通常総会承認:県連あり方検討会答申)」の到達点を振り返り、地域共生社会づくりをめざして策定しました。
奈良県生協連は、生協法と定款に掲げる目的を達成するために、会員のための連合会として会員生協の健全な発展を支援し、生活協同組合の地域社会の窓口としての役割を果たします。誰ひとり取り残さない持続可能な社会をめざし、安心してくらし続けられるように地域の諸問題やニーズから新たな事業や活動の課題を見出します。
また、奈良県生協連は、「連携と協働」のハブとしてコーディネーターの役割を果たし、会員生協の要請に基づき、3本柱を基に取り組みます。
<テーマ>
学び・気づき・つながりあい
~ 笑顔あふれる地域共生社会づくりをめざします ~
奈良県生協連だけではできないことでも会員とともに“学び”、“気づき”、“つながりあい”によって、行政や諸団体とともに解決をめざして取り組みます。
Ⅰ 生協の事業発展を通して、協同組合の理念と価値を広め、地域共生社会づくりに貢献 します。
(1)協同組合の価値、協同の価値を広め「つながり」のネットワークを広げます。
(2)奈良県協同組合連絡協議会のもとで協同組合間連携をさらにすすめます。
(3)安心してくらし続けられる地域社会の実現に向けて、諸団体と協働して取り組みま
す。
(4)核兵器のない平和な社会をめざして核兵器廃絶運動に取り組みます。また、戦争・ 被爆体験を次世代へ継承する活動に取り組みます。
Ⅱ 会員のための連合会として会員の健全な発展を支援します。
(1)会員生協の事業や運営に必要な情報を収集し、発信します。
(2)会員生協の活動を支援し、交流・連帯を促進します。
(3)会員生協の活動しやすい条件づくりのため、管轄する行政や関係する諸団体に働き かけます。
(4)組合員のくらしを守るため、社会的な課題に対し役職員や組合員のための学習・交 流に取り組みます。
(5)生協の活動の広報に努め、生協の事業や活動の認知度を高めます。
Ⅲ 地域社会に対して生協の窓口としての役割を果たします。また、同時に県行政や諸団 体と地域とのネットワークの一翼を担います。
(1)行政、協同組合間、諸団体とのネットワークを広げ、新たな活動や運動につなげま
す。
(2)行政とは、審議会への参加や協議会を通じて消費者の立場で意見や要望を伝えま す。
(3)消費者市民社会づくりと消費者被害を無くす取り組みをすすめます。
(4)災害復興や防災・減災の取り組みや学習を通じて災害時のネットワークづくりに努 めます。
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