【2016.09.02 更新】
8月27日、奈良県社会福祉総合センターにて、奈良県社会福祉協議会主催(共催 奈良県)の「なら小地域福祉活動サミット」が開催され全体で約400名が参加しました。サミットは、「人がつながり、まちを元気に!-希望のつくり方―」のテーマで、玄田有史東京大学社会科学研究所教授による基調講演と4つ分科会が行われました。
第1分科会は、奈良県生活支援サービス・活動連絡会の運営で「お互いさまで助け合う『生活支援活動』の実際」をテーマに、井上日麿美さん(サポートしらかし代表)、宮崎恒子さん(川西町住民参加型在宅福祉サービスサポート川西)、前川道子さん(ならコープコープたすけあいの会)、コーディネータ 小野達也さん(大阪府立大学教授)により、地域のニーズから出発し住民の目線で解決し継続している活動が紹介され、現場からの気づきをもとに住民が住民を支える活動をすすめるためのポイントについて考えあいました。
また、会場から出された「活動の継続性」「担い手」「マッチング」「専門職との連携」などの課題についてそれぞれの活動で工夫されているところなどがパネラーから報告されました。
このほか、第2分科会は「みんなのいい場所、出番のある地域―「場の持つ力」、第3分科会は「その手があった*世話人も楽しむための5つのコツと方法」、特別分科会は「県域における小地域福祉活動の活性化に向けて」のテーマでそれぞれ行われました。