6月24日、奈良ロイヤルホテルにて奈良県生協連第28期通常総会を開催し、1年間の事業のまとめと新年度の取り組み方針などを確認しました。会員生協役職員・組合員が参集し、常日頃支援いただいている行政・諸団体から多数のご臨席を賜り、参加者はあわせて90名となりました。会員生協の連帯と多くの関係者の方々に支えられていることを実感しながら、新たな一年のスタートを切ることができました。
瀧川潔会長が開会挨拶で核兵器禁止条約の交渉開始と協同組合の思想と実践がユネスコ無形文化遺産に登録されたことに触れ、平和とよりよき生活を求める生協の理念を強調しました。ご来賓の奈良県くらし創造部消費・生活安全課姫野隆昭課長からは、消費者教育や被害の未然防止などで連携を一層図りたいと期待のことばを頂戴しました。奈良県森林組合連合会の田中俊雄専務は森林分野の現状を紹介、協同組合間協同を呼び掛けられ、奈良県社会福祉協議会竹内輝明常務は安心して暮らせる地域共生社会に向けた共通の課題での連携を求められました。また日本生協連関西地連小林紀久子局長からも様々な課題について全国の生協の仲間との連帯の呼びかけと応援のことばをいただきました。
　議長にならコープ代議員の関明子さんが選出され議事に入り、議案の一括提案の後、会員生協の活動報告がありました。代議員27名中書面を含む全員の出席で採決し、全議案が賛成多数で可決承認されました。
総会後の懇親会は近畿労働金庫の浦田和久室長や奈良県地地域婦人団体連絡協議会の中島祐子会長からごあいさつがあり、今年も、諸団体の方から大学生協学生委員まで、幅広い年代が参加する多世代交流の場となりました。また、会員生協の自己紹介コーナーでは、それぞれ工夫を凝らして、自生協のいいところのアピールやクイズなどがあり、楽しく盛り上がりました。
なお、総会終了後第1回理事会を開催し役員体制を確認し、今総会を以って瀧川潔に代わり森宏之が会長に就任いたしました。